近年、「ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD+)」は、細胞のエネルギー代謝や酸化還元反応に関わる重要な補酵素として注目されており、加齢関連疾患や神経変性疾患の分野で研究が進められています。
本分科会は、NAD+補充療法に関する臨床的・基礎的研究の推進を目的とし、安全性や有効性のエビデンスを蓄積しながら、医療現場への応用可能性を探ることを目的としています。
研究活動の主なテーマは以下の通りです。
- NAD+療法における基礎研究および臨床応用の評価
- 国内外の文献レビューおよび症例検討
- 医療従事者向けの研究会開催
- 倫理的観点に基づく適切な治療指針の検討
当研究会では、臨床現場での使用状況に基づく症例報告や検討会を通じて、安全で有効な治療の標準化を目指して活動を行っております。 本趣旨にご理解・ご賛同いただける医療関係者および研究者の皆様の積極的なご参画を、心よりお願い申し上げます。
代表者
大日向玲紀